現役ママ歯科衛生士が伝えたい、歯科の現場と家庭をつなぐお話 ― 私が目指す「みんなのQOLを上げる歯のケア」
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はじめに
こんにちは。
現役ママ歯科衛生士の奈良橋です。
私はフリーランスの歯科衛生士として、日々、歯科医院やデンタルクリニックのお困りごとを解決するお手伝いをしています。
外来でのクリーニング、セミナー講師、そして地域やご家庭でのお口のケア指導など、さまざまな形で「人と歯の健康をつなぐ」活動を行っています。
歯科医院の経営をサポートする側としても、また子育てをする母親としても、歯やお口の健康が生活の質(QOL)にどれだけ大きく関わるかを日々実感しています。
歯科衛生士としての活動 ― 院内から地域へ
私の仕事は、単に「歯をきれいにする」だけではありません。
歯科医院でのスケーリングやクリーニングを通して、患者さんが自分の歯を長く使えるようにサポートするのが本質的な役割です。

一方で、歯科医院の経営サポートとして、MEO対策(Googleマップの上位表示)やGBP(Googleビジネスプロフィール)の最適化など、集患・広報の仕組みづくりもお手伝いしています。
歯科衛生士という職業は、今や臨床だけでなく、情報発信や教育、経営面のサポートまで広がっています。
児童館での経験から感じたこと ― 「知らない」ことがリスクになる
以前、地域の児童館で「子どもの歯」についてお話をさせていただいたことがあります。
乳歯の生え変わりやフッ素の使い方、歯磨きのコツなど、参加してくださったママさんたちからたくさんの質問をいただきました。
「この歯並びが心配だけどどうしたらいいの?」
「市販のフッ素ジェルって使っていいんですか?」
「仕上げ磨きはいつまで必要ですか?」
実際にお話してみると、みなさん熱心で真剣。
その一方で、「近所にママ友がいない」「誰に聞けばいいか分からない」という声も多く聞かれました。
核家族化や情報過多の中で、本当に正しい歯科情報にたどり着けない現状を感じました。

私自身もこの経験を通して、知らなかった市販の幼児用歯科材料や新しい製品を知ることができました。
お互いに学び合える時間だったと思います。
歯科衛生士として伝えたいこと ― 年齢・立場ごとに変わる「お口のケア」
子どもとママ向け:「乳歯から始める一生の健康」
乳歯はやがて抜けるからと軽く見られがちですが、乳歯の健康は永久歯の基盤です。
虫歯菌は乳歯の時期にすでに定着しますし、噛み合わせの形成や発音にも影響します。
ママさんたちにお伝えしたいのは、「歯が生えた瞬間からケアが始まる」ということ。
家庭での毎日の歯磨きと定期健診が何より大切です。
フッ素の活用や仕上げ磨き、食習慣の工夫など、家庭でできる予防歯科をお伝えしています。
高齢者・介護者向け:「誤嚥性肺炎を防ぐお口のケア」
高齢化が進む中で注目されているのが、お口と全身の関係です。
特に、誤嚥性肺炎は口腔内の清掃不良が大きく関係しており、定期的な口腔ケアが命を守ることにもつながります。
介護施設スタッフの方にとっても、お口の中を観察する視点や日々の簡単な清掃方法を知っているかどうかで、利用者さんの健康状態が大きく変わります。

実際私が訪問口腔ケアで伺っているほぼ寝たきりでご自身で磨くのが困難な高齢者の方で、ご家族が口腔ケアの意識が高いとは言えず、本来週に一回は口腔ケアをさせて頂くことで誤嚥性肺炎のリスクがかなり下がるのですが「月に一度で良い」とのことで月に一度のケアだけで始めましたらあっという間に誤嚥性肺炎でご入院されてしまいました。
私はそうした話をスタッフさんからご家族へ熱意を込めて伝えていただけるようなお手伝いなどをしたく、スタッフさん向けのセミナーや講演も行い、実際的で現場で活かせるケア方法をお伝えしています。
歯科医院・スタッフ向け:「チームで支える歯科経営」
歯科医院を支えるのは、歯科医師だけではありません。
歯科衛生士、歯科助手、受付スタッフ、全員の力が合わさってこそ、患者さんに安心を届けることができます。
私は、現場でのマネジメントやチームビルディングにも関わりながら、スタッフ教育や院内コミュニケーションのサポートも行っています。
歯科専門学校で学ぶ内容だけではカバーできない「現場力」を伸ばすお手伝いです。
また、歯科医院のMEO対策やGBP活用、SNS発信など、デジタル面での経営支援も行っております。
オンラインでの情報発信が当たり前になった今、患者さんに見つけてもらう力は経営の柱の一つです。

全国どこからでも、Zoomでご相談・セミナー対応可能です
講演やセミナーは、対面だけでなくZoomなどのオンライン対応もしています。
全国の歯科医院、介護施設、保育施設、学校、地域団体などからのご依頼に対応可能です。

テーマの一例:
- 子どもの歯を守るためのケアと生活習慣
- 高齢者の誤嚥性肺炎を防ぐ口腔ケア
- 歯科医院のチーム力を高めるコミュニケーション講座
- デンタルクリニック向けMEO・GBPセミナー
- 歯科衛生士学校や専門学校でのキャリア講話
ご希望に合わせて内容をカスタマイズいたします。
さいごに ― 歯科をもっと身近に、そして優しく
歯科の世界は、専門的で難しいイメージを持たれがちです。
でも、私が伝えたいのは「歯科は生活の一部」だということ。
歯を守ることは、自分自身と家族のQOLを守ることにつながります。
少子高齢化、核家族化、情報の分断。
いま社会が抱える課題に、歯科の視点からできる支援はたくさんあります。
これからも、現役ママ歯科衛生士として、現場と家庭をつなぐ架け橋になりたいと思っています。
どうぞお気軽に、講演やセミナー、取材、ご相談などお声かけください。
皆さんの暮らしの中で、歯科が少しでも身近な存在になりますように。

お問い合わせ・ご相談はフォームからどうぞ。

